職場で、「発達障害なのでは」と言われ・・悩んでいるあなたに。

指示されたことをがんばってやったのに、「そういうことを求めてるんじゃない」と言われてしまった・・・

コミュニケーションが、なんだかギクシャク・・・
仕事能力はあるはずなのに・・・

発達障害の傾向があるのかも・・・

そんなあなたがまず、職場ですべきことは?

ステップ1

自分が全力でやってもできないこと、その詳細を明らかにする
つまり能力の限界をはっきりさせるわけです。
「できないことが、はっきりしたらクビになってしまうんじゃないか?」と怖くなってしまう、という人もいるかも知れません。
でも、何ができて、何ができないかを明確にすることは決してマイナスなことではなく、むしろ前進です。
できないことについては、対処法を考えればいいからです。
「何が出来ないのか」をまず明確にしなければ、対処法を考えることも出来ないのです。

ステップ2

全力でやってもできないことについては、どう対処していけばよいのでしょうか?大きく分けると、次の3通りがあります。

仕事術を学び、自力で対処方法を工夫する。そうして仕事をできるようになる。
② お願いして、その仕事は他の人にやってもらう
③ お願いして、自分ができるやりかたを職場の人に一緒に考えてもらう

① の「仕事術」については、良い本が出ています。
・ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本
(著者:對馬 陽一郎  出版社:翔泳社)Amazon
・ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本
(著者:對馬 陽一郎  出版社:翔泳社)Amazon
・発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術
(著者:借金玉 出版社:KADOKAWA)Amazon

本はあくまでも参考にするものです。自分で工夫を重ねていきましょう。
本に書いてあるとおりに出来なくても、あきらめず、自分なりの工夫を積み重ねることが大切です。

② についてですが、仕事において、「自分が不得意で、できないから人にやってもらう」というのは、恥ではありません。
どの会社にもあることなのですが、「この仕事ができると思って採用したけど、実際にやらせてみたらできなかった。だから他のことをやってもらうことにした。」というのは、当たり前に行われています。

③ は障害者雇用では当たり前ですが、ちょっと、職場の人のお手を煩わせ、仕事の進め方を相談するのです。
これは職場であなたの味方になってくれる人がいないと成立しないやり方ですね。だれか協力してくれる人が居そうだったら試してみてください。

ポンテのような就労支援事業所は、あなたの得意なこと、苦手なことをふまえて、職場の事情とうまくマッチングさせる、ということを行っています。
もしあなたが休職や離職に到ってしまった場合には、ポンテに相談してみてください。

最新コラム一覧

〒040-0011 北海道函館市本町29-29 2F
TEL 0138-30-3366
お問合せ ルートを検索